コアクション出張旅。
神戸以外の街を訪れて、おもしろ~い空間の運営だったり、まちづくりとかに携わっている方にお話をお聴きしながら、ついでに旅も楽しんじゃおうっていう企画です。
第一段は、
岐阜県中津川市の「ゲストハウス天満屋」さんがメインの目的地。

このゲストハウス、旧中山道の宿場町として栄えた“中津川宿”に所在しています。

江戸時代の古い建物をリノベーション、ゲストハウスとしてこの2019年春にオープンされました。
ここのオーナーさん、ただのゲストハウス運営だけではなく、中津川宿の景観を守る活動や、地域をおもしろくする活動をされてる。
・・・うん、いろいろ聴いてみたい!行ってみたい!
ということで、今回は天満屋さんに1泊する出張旅プランとなりました。
1日目、
天満屋さんに向かう前に、
(なぜか全く道中でもなんでもないのに)吉野へ塩屋邸で使用する木材を調達するために奈良県・吉野へ立ち寄りました。
※木材調達先の情報は公開NGが出てまして・・・。すみません。
夕方、岐阜県到着後は、
これまた塩屋邸に設置するヒノキ風呂を調達するために、「檜創建」を訪ねました。


檜創建さんは全国から仕入れた様々な種類のヒノキを用いた家庭用や旅館・介護施設等のためのヒノキ風呂を制作されている会社さんで、最近では日本人気を受けて海外からの発注も増えているのだとか。

家に天然のヒノキ風呂。手入れはぬかりなくする必要があるみたいですが、うらやましすぎますね。塩屋邸に設置されるヒノキ風呂、一体どんなお風呂になるのか、楽しみです。
前置き長くなりましたが、
天満屋さん。

オープンしたてとあって、とても美しい~。おしゃれ空間です。

カフェも併設。
一方、和風な雰囲気のなごりもしっかりありました。日本っぽい中庭とか縁側もしっかり残されていて雰囲気抜群です。
さてさて、
オーナーさんからのお話、たくさんお聴きできたのですが、
個人的にはかつて移住の仕事に関わっていたので、東京の大学と連携し、東京の学生さんを中津川に呼んでまちづくりに主体的に関わってもらうプロジェクトにはとても興味がそそられました。
若い子を何とか地域に呼びよせたい。
そのために最も重要なのは、その地域で食べていけるかどうか、つまり、仕事、ですよね。
「おもしろい仕事ができるかも、たくさん儲からずとも楽しく生きていけるかも。」
そう思えたら、
自然と若い子は地域に入りたいと思いますよね。
そして何より、ここのオーナーさんみたいな、地域と若者のハブになる人がいてくれることが不可欠。
オーナーさんのお話では、若い方が中津川に拠点を移して新しい生活をスタートさせている人が周りにちょっとずつ増えてきてるとか。
ちょっとずつかもしれませんが、この流れが絶えることなく続いてくれますように~!
きっと次に訪れたら、
古き良きものは変わらず大事に残されながら、さらにアップデートされた中津川宿を見ることができそう!ぜひまた行ってみたいと思わせてくれる、そんな素敵な場所でした。

2日目の記録は、後編にて。